2017年03月03日

小豆島観光国際化セミナーを開催しました

先日初めての試みとなる「小豆島観光国際化セミナー」を開催しました。
昨今のインバウンド来島増加に伴い、よりグローバルな視点をもってもらえればという目的で開催の運びとなりました。講師には、タイと日本の相互理解を深めるため、長年様々な地域で活動をしていらっしゃる、コリ企画代表取締役の比護千春様に「タイ人観光客の求めるもの」というテーマでご講演頂きました。比護様は、タイと日本の相互理解を深めるためのサポート役として、通訳・翻訳・撮影コーディネーション、イベントの企画やタイ市場への進出サポートなど、多岐にわたって携わっていらっしゃいます。
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セミナーでは、@タイ、タイ人を知る A前例「長崎」から学ぶ B香川の取り組みと向かう先 という三本柱でお話が進んでいきました。
@タイ人を知る、というところでは、タイ人観光客の特徴や好まれるものなどをお話頂きました。
タイの方は、旅行先での写真をSNSなどにどんどんUPし、周りの人に見せたい!という気持ちがとても強い傾向にあるそうです。綺麗な景色はもちろん、他の人が食べたことのない物、見たことのない物を、周りに自慢する(発信する)欲求が強く、それが旅行先で撮る写真にも出ているそうです。

具体的な例では、日本の懐石料理。一品一品順番に出てくる懐石料理ですが、タイの方は写真映りを重視するため、一度に豪勢に並んでいるところを撮りたいのだとか。
そういう気質を知っていないと、ちょっと驚いてしまいそうな行動ですが、きちんと相手を知っていれば対応することが出来ますね。
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また、タイ人が好む「味」についても話がありました。比護様がタイからお持ちになったお菓子と飲み物を試食し、実体験をもって学ぶことが出来ました。
このお菓子、とっても味が濃い!とにかく甘い!日本の甘さともまた違う甘味です。
隣のお茶もひと口・・・え!お茶なのに甘い!?
私たちの常識を覆す、まさに異文化体験でした。

B香川の取り組みと向かう先というパートでは、「情報」というのが一つのキーワードになりました。
比護様からは「まだまだ情報が足りない。皆さんから発信してもらわないと、私たちはわからない。」と情報不足の現状をお話されました。
当日参加者からは「釣り」「秋祭り」など、もっともっと海外へ出していけそうな魅力がいくつか出され、私たちとしても非常に参考になりました。
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このセミナーを通して、タイに限らず、海を越えた海外へ、「島にはこんな場所があるよ。」「こんな体験が出来るよ。」「この季節にはここがきれいだよ。」といった情報をもっともっと発掘して、発信していく必要があると感じました。そのためには相手を知り理解すること、それが国際化への一歩だと思います。

小豆島観光協会 角田
posted by 小豆島観光協会 at 13:30| 香川 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月01日

小豆島の風景を詠む(小豆島観光俳句)

3月になりました。

まだまだ寒いものの、日中の陽射しは明らかに冬とは変わってきました。

なんといっても、いろんな花が咲き始めて、島の中が華やか。

この時期の小豆島らしいものを少し紹介します。

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ミモザです。黄色のふわふわした花が開きはじめました。

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オリーブの丘にはこのミモザがたくさん植えられていて、ご覧のとおり密集して咲きますので、
満開になるとインパクト大です。


こちらはジョウコウジザクラです。

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小豆島八十八ヶ所霊場 八番札所 常光寺にだけ咲く早咲きの桜です。
ソメイヨシノなどよりは少し小ぶりで、その分ピンクが濃いように感じます。
ちらほら咲いていますので、見ごろはこれから。
参照ブログ「春を告げる花たち


海も明るい光を受けてキラキラしています。

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そんな日は夕陽も抜群。

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小豆島町観光協議会では、投句箱を島内7か所に設置して、小豆島の季節折々の情景を、旅の方たちに俳句として詠んでいただき、投句してもらっています。

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小豆島観光俳句については以前のブログを参照ください。

今年も約750の投句をいただき、先日選句いたしましたので、ご披露いたします。
選は今年も中塚元三様と柴田ネ豊美様にお願いいたしました。

<特選>
揺れまかせデッキベンチに三尺寝    兵庫  高橋 純子

農に生く心のしるべ虫送り         香川  武田 幸栄

オリーブ油が風味引き立て夏料理    香川  佐々木 宏風


<佳作>
廃校のガラス戸春の海区切る       京都  宮本 信代
春の海オリーブの葉に招かれて      埼玉  市川 千代子
千枚の青田天から奈落まで        兵庫  辻 桂湖
夏の海分けて天使の散歩道        大阪  次井 義泰
分校の窓いっぱいの夏の海        岡山  酒井 久枝
オリーブのあまたの粒に夏の雨      埼玉  大原 黎子
秋雨の雲湧き立たす寒霞渓        奈良  森脇 悠介
春隣り島の球児の潮満ちる        滋賀  奈良 薫



ご投句いただいた皆様、素敵な句をありがとうございました。



小豆島町観光協議会   高岸
posted by 小豆島観光協会 at 10:04| 香川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月27日

海上のアルプス

先日お誘いいただいて憧れの大嶽に登りました。
大嶽は、単独の山ではなく小豆島の南東部に連なる山々の一つです。

“醤の郷”と呼ばれる醤油蔵や佃煮工場が立ち並ぶ地域にあって、醤油蔵の白い漆喰壁や醤油の発酵によって黒くなった屋根の風景の先にそびえ立ち、そのかっこいい岩肌と、山々の稜線の美しさに、いつも目を奪われてきました。
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少し離れたところから見るとこのような風景。
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まるで海の上に山々が連なっているようで、“海上のアルプス”とも呼ばれているそうです。

大嶽の東の尾根は碁石山に連なります。
小豆島には八十八ヶ所霊場があり、山谷や海のすぐそばなど、変化に富んだ自然の地形を利用した寺院があるのがその特徴のひとつですが、この碁石山は、小豆島八十八ヶ所霊場 第2番札所で、山頂近くに洞窟のお堂がある霊山です。
碁石山から大嶽、また、碁石山からさらに東には、第1番札所 洞雲山へと尾根づたいに続き、山々全体が修行の場だったと考えられます。

大嶽へは、碁石山の本堂へ向かう途中に登山口があります。

※登山口と言っても、表記があるわけではありません。「碁石山へ」と書かれた看板のすぐ横から進みます。
登山道も、ところどころ木や岩に目印がついている程度ですので、特に草木が生い茂る初夏から秋にかけて歩かれる際は十分ご注意ください。


登山口から山頂までは、途中、枯葉が積もった滑りやすいところや、グラグラする石の転がるところ、さらには細く転げ落ちそうな尾根、這いつくばって上がる急な岩場など、私にとってはドキドキする難所がいっぱいでした。
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でも、ウバメガシの群生の中を歩く気持ちのよい道もあり、1時間半ほどで元気に山頂に着くことができました。
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山頂からの眺望は最高!!!
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山頂まではほとんど展望のきかない道が続いただけに、急に現れる360度のパノラマに、思わず感嘆の声をあげました。
南に「二十四の瞳」の舞台 田浦半島が伸び、目の前の内海湾を囲むように三都半島から寒霞渓、星ケ城山が連なっているのがよく見えます。
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この日は少し曇っていましたが、暖かく風もなく穏やかな空と山と海の眺望は美しく感動的でした。
途中の道は少し険しかったですが、この絶景が待っているのなら、また快晴の時にチャレンジしてみたいと思いました。

海のイメージが強い小豆島ですが、ここ大嶽の他にもたくさんの変化に富んだ山があります。
少しずつ登って、またご紹介していきたいです。

小豆島観光協会 岸本
posted by 小豆島観光協会 at 13:29| 香川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月24日

小豆島の水産業@「ノリ養殖」と食育

2月も終盤に突入し少し日差しが強くなったように感じられるようになりました。
徐々に春が近づいている小豆島です。

さて、水産業が盛んな小豆島ですがその中でも特に大きな産業となっているが、「ノリ養殖」です。
ノリ養殖は12月〜3月の冬の寒い時期が養殖のシーズンで、今の時期も盛んに行われています。

現在小豆島・豊島では27の業者がノリ養殖を営んでいるそうです。
ちなみに香川県のノリ生産量は全国6位!
日本一面積の狭い県にもかかわらず、これだけの生産量があるということはそれだけノリ養殖が盛んであることがうかがえます。
穏やかな瀬戸内海で、海の栄養も豊富なところもノリ養殖に適しているんでしょうね。

小豆島のノリ養殖は浮き流し式と呼ばれる、いくつものフロートの間にノリ網を張った形で行われます。
ノリ養殖の様式は「支柱式」と「浮き流し式」2種類あり「支柱式」は有明海など比較的遠浅の場所で行われます。「浮き流し式」は比較的沖合で水深の深い場所での養殖に適しており波にも強く、小豆島のほとんどがこの浮き流し式の方法で行われています。
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海一面に張られたノリ養殖の網(ノリ網)の様子です。
わかりますでしょうか?海面が少し白く見えるところがすべてノリ網です。

拡大してみます。
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小豆島の沿岸一帯にこのノリ網が張られています。

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ここは島北部(四海・北浦・大部地域)のノリ養殖場です。
東西に10km以上の広大な養殖場を擁しています。

これはノリを摘み取る船です。
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「潜り船」と呼ばれるこの船をノリの網の下にくぐらせて備え付けられている機械で刈り取ります。

その後、沖合で船上からポンプで陸のタンクにためます。
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その後加工施設に送られ乾燥を経て板ノリが完成です。

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完成した製品はダンボールに詰めて香川県漁連の共販事業部に出荷されます。
そして等級検査後に海苔商社(県内外)により入札が行われ全国へ流通するそうです。
一部のノリは生ノリとして島内の佃煮屋にも出荷されています。

さて先日、このノリを使った食育の行事が漁業の盛んな四海地区で行われました。
参加したのは地元の四海幼稚園の園児16名。
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若手漁業者代表の宮地さんが園児に挨拶。
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その後ノリを使った「巻きずし」を作りました。
四海漁協婦人部の一田さんの指導のもとノリを巻いてゆきます。
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これが香川県産のノリです。
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板ノリを加工して作られた「やきのり」です。
鮮やかな緑色でいかにも美味しそう。
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園児の中には祖父母や親が漁業に携わっている家もあるのかやはり海について詳しく非常にたくましいです。
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具には地元産のアナゴをはじめほうれん草、玉子、にんじんなどが入っています。
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完成した巻きずしです。
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部屋いっぱいにノリのいい香りが漂い食欲をそそります。
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園児たちもおいしそうにもりもり食べていました。
小さい頃から地元の食材に触れるということはとても重要なことですね。

年々水産物の消費は減少してゆく中ノリの消費も減少しています。しかし、回転ずしやコンビニのおにぎりなどの消費にも支えられ、ほかの水産物と比べたら消費の減少は緩やかであるとのことです。日本の料理には欠かせないノリは今後もここ小豆島の重要な産業として受け継がれていってほしいものです。みなさんの食べているそのノリもひょっとしたら小豆島産かもしれませんよ。


土庄町役場商工観光課 いしとこ
posted by 小豆島観光協会 at 15:54| 香川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月22日

飛び出せ、「出張!観光英会話教室」スタート!

「英語が少しでも話せたらなぁ・・・」
そんな風に思う方は少なくないと思います。私もその一人です。
観光案内をする時、ちょっと声を掛けたい時、ワンフレーズだけでも言葉が出てきたら素敵だと思いませんか?
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小豆島観光協会ではこの度「出張!観光英会話教室」を始めました。
これは、いわゆる“教室を持たない英会話教室”です。

これまでも毎週オリーブナビで英会話教室を開講して参りましたが、
「行きたいけど都合が合わない・・・」
「毎週は通えない・・・」
「仕事で即使えるフレーズだけ学びたい・・・」
といった声にお応えすべく、この「出張!観光英会話教室」を実施することになりました。

特徴としては、
@日時が自由!
→施設ごとに好きな時間をご指定頂けます。
A場所が自由!
→講師が指定の場所に伺います。
B内容は各施設に合わせて実施!
→すぐ使える!施設の希望に沿った内容で行います。
C1回のお申込みで1レッスン!
→連続して行う必要がありません。お気軽に1回から受けられます。

仕事の合間に英会話をさっと学び、そして仕事で即使えのが「出張!観光英会話教室」の特徴です。
2月からすでに島内いくつかの施設で実施しております。
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この日は、まず簡単な挨拶や受け応えを学びました。
お客様とスタッフ側に分かれて練習をしてみます。
「笑顔でね!ちゃんと目を見て下さいね。」
そう声を掛けるのは、小豆島観光国際化アドバイザーの森川光与さん。

そのあとは、レストランやフロントなど部署ごとに使えるフレーズを、受講者の方から質問を受けながら答えていきます。具体的な質問も多く、あっという間の1時間でした。
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受講された方からは、
「自分の仕事で必要なものを吸収できるのでよかった。」
「仕事の合間で参加できるので助かる。」
「職場の仲間と参加出来るので、質問などもしやすい。」
といった良いお声を頂いています。
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また、この教室では単に英会話を教えるだけでなく、文化の違いやジェスチャーなど、言語以外での学びにも注力しています。異文化を知ることもまた国際化への一歩。皆さん興味を持って聞いていました。

この「出張!観光英会話教室」は小豆島観光協会会員向けに随時募集を行っています。
ご興味のある方は、ぜひ小豆島観光協会(0879-82-1775)までお問い合わせ下さい。
お待ちしております!

小豆島観光協会 角田
posted by 小豆島観光協会 at 13:49| 香川 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする