二の丑と呼ばれる8月6日(日)、小豆島町蒲生にある保安寺(小豆島霊場40番札所)において行われた
とても珍しい行事『諸病きうり加持』に行ってきました。
この『きうり加持』、保安寺では120年毎年続いてきた伝統行事で、その昔弘法大師空海が約1200年前に中国から持ち帰ったとされる真言密教の秘法で、土用の丑の日というとても暑い日に、「きうり」に病気平癒の願を封じこみ翌年の土用までの一年間を無病息災で過ごせるよう祈願する行事。
お作法は、まず奉納するきゅうりをお渡しして、住所、氏名、年齢を記載し願い事を記入してお札を書いて頂きます。その後本堂でのご祈祷を受けます。
本尊ご祈祷後きゅうりを埋める場所前に移動し、祈祷しながら護符を詰めたきゅうり(独鈷※仏具できゅうりに穴を開けます)を境内にある樹の下に埋めます。
護符が詰められたきゅうり
その後お接待を受けてお札を頂き終了です。
この「きうり加持」の他、まだまだ珍しい行事が島内には沢山あります。
今後も色々とご紹介してきたいと思います。
さわやかな風が通り、境内からの景色も素敵です
http://houanji.or.jp/ 【保安寺HP】
小豆島観光協会 小川