2016年01月21日

冬の伝統行事「とんど」

小豆島ではめずらしく雪がちらつく寒い日が続いています。
比較的温暖な小豆島ですがここ最近は冬本番といった空気を感じています。
寒くなると暖かい室内で過ごしたいという気持ちになりますね。
でも、一歩外に出てみると冬には冬の風景を楽しむことができます。

先日、1月17日に田浦(たのうら)、二十四の瞳映画村で1年の無病息災を願う
「とんど」が行われました。
毎年小正月(1月15日)前後に各地区で行われるこの伝統行事も小豆島の冬を楽しむひとつです。

「とんど」とは、しめ縄や門松によって出迎えた神様を、
それらを焼くことによって炎とともに見送る意味があるとされています。
火を燃やすとき、「尊(とうと)や尊(とうと)」とはやし立てたのがなまったことや、
どんどん燃える様子からこの名が着いたようです。

田浦地区では毎年、二十四の瞳映画村の海岸で行われます。
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海の目の前で行われる伝統行事に島らしさを感じます。

田浦自治会と二十四の瞳映画村が共同で竹や松でやぐらを作り、
各家庭から持ち寄った正月飾りやしめ縄、門松などを積み上げます。
前日までに高さ約6メートル、直径約4メートルのやぐらが完成しました。
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毎年、我が家も前日に正月飾りを持って行くようにしています。
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今年は当日にそっと仲間に入れてもらいました。
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島内のとんどは早朝に行う地区が多いのですが、田浦地区は午前10時から行います。
田浦地区と二十四の瞳映画村の発展、健康、安全を祈願して
法衣をまとったご住職の山伏7人による神事が行われました。
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法螺貝(ホラ貝)を吹いた後、結界を切り4角から火をつけます。
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とんどに向かい手を合わせる方、火の勢いにおどろく方、
たくさんの方々が炎を眺めながら1年の健康をお祈りしました。
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とんどの火にあたったり、その残り火で焼いた餅を食べたりすると、
1年間健康でいられると言い伝えられています。
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残り火で焼いた餅やみかんが振る舞われ、私たちもいただきました。
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今年1年も幸せな年になりますように…。



小豆島観光協会 福井
posted by 小豆島観光協会 at 16:36| 香川 ☁| 伝統行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月13日

秋祭りシーズン突入!

小豆島では9月下旬頃から夜になると島のいたるところで太鼓の音が鳴り始めます。
10月に行われる秋祭りに向けての太鼓練習をする音です。


太鼓の音が聞こえ始めると「あ〜秋がきたな」と感じると同時に祭りが待ち遠しくそわそわした気分になる人も多いのではないでしょうか。


小豆島ではその年の五穀豊穣を感謝する秋祭り(例大祭)が10月11日の葺田神社(福田地区)を皮切りに10月21日の唐櫃神社(豊島・唐櫃地区)まで続きます。


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各地区の祭りの日程は下記のとおり。

10月11日(日) 葺田八幡神社(小豆島町福田)
10月13日(月) 伊喜末八幡神社(土庄町伊喜末)
10月14日(水) 土庄八幡神社(土庄町大木戸)
10月15日(木) 富丘八幡神社(土庄町淵崎)
10月15日(木) 内海八幡神社(小豆島町馬木)
10月16日(金) 池田亀山八幡神社(小豆島町池田)
10月18日(日) 家浦八幡神社(土庄町豊島家浦)
10月21日(水) 唐櫃八幡神社(土庄町豊島唐櫃)


各地区の人たちが同じ衣装に身を包み、1〜3tもある太鼓台を、力を合わせてかきあげる秋祭り。

小豆島が1年の中で1番盛り上がる季節です。



先日、10月4日には土庄町合併60周年を記念した太鼓まつりが行われ、いつもはそれぞれの神社ごとに奉納される太鼓台が一堂に集まって地区ごとに特色ある技を披露し合う「かきくらべ」が行われました。



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「えいしゃしゃげ」のかけ声に合わせて一斉に太鼓台をかきあげる


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各地区の太鼓台を組み合ったり、ぶつけ合ったりする喧嘩太鼓は伊喜末八幡神社の醍醐味



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太鼓台を傾ける技「かえし」

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横棒に登れるのは、地域の中でも決まった人だけ


この時期、それぞれの地区の祭りの日には学校も会社も秋祭り休暇となるところが多く、飲食店なども休業していることがあります。
また、太鼓台が通る道路も混雑する時間帯がありますので、お車等でお越しの際はご注意ください。


週間天気予報も晴れマークばかり。
絶好の秋祭り日和が続きそうです。


それぞれの地域ごとに少しずつ違う祭りの雰囲気や、島の男たちの勇壮な姿を見にぜひ出かけてみてくださいね。


今日は土庄八幡神社の宵まつりもあります。
提灯のあかりに照らされた幻想的な太鼓台が町中を練り歩きますよ。

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小豆島とのしょう観光協会 川下
posted by 小豆島観光協会 at 11:36| 香川 ☀| 伝統行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月12日

海の見える「とんど」

小豆島町田浦「二十四の瞳映画村」。

村内の「岬の分教場」の校庭前一面に広がる海。
この海を見渡せる海岸を「汐江海岸」といいます。


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1月11日、午前10時。
この汐江海岸において、田浦自治会と二十四の瞳映画村の合同による「とんど」が始まりました。



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3連休の真ん中ということもあり、大勢の観光客や地元の方が見守る中、小豆島霊場札所第1番・洞雲山の山伏たちが、法螺貝を吹き、邪気を払いながら、海岸に降り立ちました。



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海岸には、大きなとんど。
海と空に向かい、歳神様をお見送りします。



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結界が切られ、いよいよ点火!

通常、とんどは早朝の暗いうちに行われることが多いのですが、青い空の下でのとんどもなかなか迫力があります。



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まるで、歳神様が海を渡って、空に向かうみたいです。
すごい迫力でした。


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そして、食べると無病息災で過ごせるというおもちとみかん、御神酒がふるまわれました。


小豆島では、この時期、各地域で「とんど」が行われています。
各地域、それぞれに伝わる「とんど」です。

この素晴らしい伝統行事をこの海と同じようにいつまでも守っていけるようにと願います。


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小豆島町商工観光課 中川





posted by 小豆島観光協会 at 21:18| 香川 ☁| 伝統行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする