2017年06月28日

水面輝く、蛙子池

梅雨空が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
先日梅雨の晴れ間に、肥土山地区にある蛙子池に行ってきました。

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春には桜の名所として多くの人が訪れる場所ですが、この日はすっきりとした好天に恵まれ、山並みが水面に映り輝いていました。
緑の山とエメラルドグリーンの池、そのコントラストがとても美しいです。

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池の周りはぐるっと遊歩道になっています

蛙子池は、伝法川沿いの水不足を解消するため、1686年に造られた小豆島最大のため池です。
当時、肥土山村の庄屋であった太田伊佐衛門典徳が水不足解消のため工事に着手。工事は難航し、典徳は自身の私財や水田を売り払い、その資金を調達したそうです。そしてその苦労の末、1686年に完成したのがこの蛙子池です。

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池のすぐ横にも豊かな水田が広がっています

6月15日に待望の池水が肥土山の離宮八幡神社まで達し、それを喜んだ百姓たちは、神社の境内に仮小屋を建てて芝居を催しました。それが肥土山農村歌舞伎の始まりであるといわれています。
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350年以上続く肥土山農村歌舞伎

農林水産省選定の「ため池百選」にも選ばれている蛙子池。
この美しい風景に、先駆者たちがつくり上げた歴史が今も息づいています。

小豆島観光協会 角田

posted by 小豆島観光協会 at 15:18| 香川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする