2016年09月16日

10月9日は「中山春日神社奉納農村歌舞伎」へ

昨夜は秋らしい雲の隙間からまんまるのお月さまが顔を出したり、隠れたりしていましたね。
今日も晴れれば、満月ですが、あいにくのお天気のようです。

さて、そんな秋の月夜。
小豆島の中でも、とりわけ夜空のきれいな中山地区の春日神社にある
「中山農村歌舞伎舞台」では、毎晩のように、灯りがともるようになりました。
300年間続いてきた「中山春日神社奉納農村歌舞伎」の練習が行われています。

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【春日神社】

さて、今年の公演についてのご案内です。

日時|10月9日(日) 17時〜20時30分頃
場所|小豆島町「春日神社」露天桟敷席

演目|
● 第1幕 三番叟
● 第2幕 青砥稿花紅彩画  稲瀬川勢揃いの場(子ども芸)
● 第3幕 恋女房染分手綱  重の井子別れの段
● 第4幕 絵本太功記十段目 尼ヶ崎閑居の場

となっています。

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さて、それぞれの演目のご紹介ですが、

第1幕「三番叟」
本来、五穀豊穣を祈願する舞です。
中山地区の人々は、収穫前の一時の楽しみとして、五穀豊穣を祈願しながら歌舞伎を続けてきました。
しかし、近年はお米の収穫時期が早まり、8月−9月にかけて採り入れられるようになったため、今では、今年も無事にお米が収穫できたという感謝の舞です。
今年で2回目の藪江さんが舞います。

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【三番叟】


第2幕「青砥稿花紅彩画 稲瀬川勢揃いの場(子ども芸)」
こちらは、「白浪五人男」として有名な演目です。
演じるのは、中山の小学3〜6年生9名。
練習では、ヤンチャにしていますが、きっと本番は、ビシッと名乗りを決めてくれると思います。

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【衣装を着け、お化粧をすると気合が入ります】


第3幕「恋女房染分手綱  重の井子別れの段」
2つの「母と子の別れ」を描いた切ない演目です。
見どころは、なんと主要な役を、中山農村歌舞伎初だと思われる親子3世代4名が演じます。
かつてない本物の親子が見せる愛情あふれる舞台をお楽しみに。

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【父と娘】


第4幕「絵本太功記十段目 尼ヶ崎閑居の場」は、
明智光秀が主君織田信長を討った本能寺の変を題材に描かれる壮絶な一家の悲劇です。
こちらは、塩田小豆島町長もご出演予定です。


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【舞台下にあるまわり舞台|4本の棒を人力で回す】


今年は、いつもより早く6月末に練習に入りました。
中山ふるさと会館での台本読みから始まり、暑い夏が過ぎ、風が涼しくなった9月、舞台での稽古となりました。


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【元気いっぱいの子どもたちの練習】


この舞台では、1年に1度しか見ることのできない「中山春日神社奉納歌舞伎」。
いつも来ていただいている方はもちろん、まだ見たことのない方も是非、1度ご覧になってください。


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【わりご弁当などを食べながら、よいひとときを】

夜の闇に浮かぶ歌舞伎の舞台はもちろん、舞台を照らす月あかり、そして虫の声。
300年変わらないものが、ここにはあります。
きっといい時間を過ごしていただけることと思います。

そして、中山の夜は思いのほか冷えますので、羽織ものはお忘れなく。

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【棚田に咲く彼岸花】


小豆島町企画財政課広報担当  中川
  

posted by 小豆島観光協会 at 23:56| 香川 ☀| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする