昨年は、台風により中止となりましたが、
今年はとてもいいお天気に恵まれ、暑い!
そして、とても多くの人であふれ、賑わっているため、熱気でさらに熱い!
そんな中、配られていたのが、涼しげなうちわ。
なんかこのデザイン、見覚えがありませんか??
そう、僕は、瀬戸内国際芸術祭2013で醤の郷にあらわれた「オリーブのリーゼント」。
今日は、オリーブ畑から小豆島まつりにお出かけ??
・・・ではなく、この日のために、島のみなさんが僕を作ってくれたのです。
なんと小豆島まつりでは、おみこしに乗り、踊りのトップバッターで登場することになりました。
沿道の皆さんからの声援やカメラのフラッシュにちょっとドキドキしながらも、目立ちたがり屋の血が騒いで、まつりを楽しみました。
たくさんの人に囲まれて本当に楽しい!
来年開かれる瀬戸内国際芸術祭2016に
【「愛のバッドデザイン」プロジェクトin小豆島(島民+清水久和)】
というプロジェクトが参加をします。
このプロジェクトは、僕の作者である工業デザイナーの清水久和さんが行っているデザインのリサーチ活動
です。
僕たちの身の回りには、
「特に注目されることはない・・でもよく見るとなくてはならないもの」
「とるに足りない・・でもよくみるととても優れているもの」
といったものがたくさんあります。
そういった、日常で出会う「もの」に宿る機能や美しさをデザインの視点で見出し、ストーリーを与えることで特別な意味を持たせる。
決してグッドデザインには選ばれないものたちに、敬意とユーモアを込めて「愛のバッドデザイン」と名付けてます。
僕、「オリーブのリーゼント」も「愛のバッドデザイン」の思想を体現した作品です。
この清水さんの「愛のバッドデザイン」の手法をもとに、小豆島の隠れた魅力を発掘していきたい!
というのが、「愛のバッドデザインプロジェクトin小豆島」。
今は、両町商工会青年部や小豆島青年会議所、観光協会、行政等を中心とする有志らで取り組んでいますが、小豆島の皆さんにもぜひ、参加をしていただき、小豆島の新しい魅力や宝物を見つけていきたいと思います。
そのために、今年はみんなに知ってもらうための活動をする!ということでおまつりに参加をさせてもらいました。
ちなみに、
僕が完成するまでの道のりをご紹介。
【最初は大きな発砲スチロールでした】
【切ったり、削ったり、時間をかけて丁寧に】
【僕をのせるおみこしの制作中】
【うれしくなって、はしゃいでみたり。】
【色がつき始めました。あと少し。】
【僕の生命線:リーゼント】
そして、ついに完成!長い道のりでした。
さて、僕は、8月15日に 小豆島町で行われる 「小豆島まつり」 にもお邪魔します。
今のところの当日の予定は、
17時30分 お披露目
19時〜 「愛のバッドデザインプロジェクトin小豆島」PRタイム
20時 5分 小豆島おどり「総踊り」におみこし参加
となっております。
どうぞ、みなさん、遊びに来てくださいね。
暑い熱い夏の夜を一緒に楽しみましょう!
2000発の花火も圧巻ですよ!
【小豆島まつり(小豆島町)は こちら から】
【愛のバッドデザインin小豆島 Facebookページは こちら から】
小豆島町企画財政課 広報担当 中川