2018年02月13日

見たことのない景色〜窓と西の石門への山歩き〜

秋の紅葉シーズンに四方指から眼下に広がる渓谷を眺めていた時のこと。



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「あの辺りに、「西の石門」って呼ばれる場所があるんや」

ということを聞きました。

あの辺り、と指をさされた場所には、木や岩場しか見えず、

「行ってみたいけど、きっと私には行くことができない場所なんやろうな」と思っていました。



年明けに「中山池から神懸通の内海ダムあたりまで歩くんやけど、行く?」
と誘ってくださった知り合いの方がいて、
「中山から神懸通まで山の中を歩く」ということにまずびっくりしていたところに、
「西の石門も見れるよ」とのこと。

「西の石門・・行きます!」と答えたものの、山の中、3時間かかるとか・・。
普段、まともな運動もしていない私にとっては、かなりの不安・・。
ほんの気持ち日々の歩数を増やしてみたりしながら、当日を迎えました。



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(中山池)



寒波に襲われた当日は、風が強くかなりの寒さ。出発地点の中山池には氷が張っていました。



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少し歩くと、残雪や氷柱などが見え始めました。



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しかし、山を上がっていくにつれ、風も感じなくなりました。
山の中は不思議です。





第2次世界大戦後に開拓団と呼ばれ、この辺りに移住をしてきた人たちの子どもたちが学んだ小学校があった場所や栗の林など、これまで知らなかった小豆島の話を聞きながら、峠に来ました。




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(小学校のあった場所や栗林は土地が開けています)




少し歩くと、「窓」と書いた看板が。




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「窓って何?」と思いながら、足場が恐ろしく悪いので、ひたすら足元を見て進むのみ。
本当に滑り落ちてしまうんじゃないかと思った道の先に見えたのは、、、、、、、、









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(「窓」からのぞむ内海湾)




信じられないくらいの絶景でした!




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両側には、岩壁、そして目の前には内海ダムや内海湾。


足場が悪いのも忘れて、ただただ「キレーイ!!」って叫び、ずっと景色を見入ってしまいました。





そして、ここからは、西の石門を目指しますが、私の「道を覚える」という能力はここまででした。

とにかく、違うことを考えようものなら、足を滑らせて尻もち。
足を滑らせないことに集中するあまり、どこを歩いているのかも、全く覚えていません。




そして、あるきつい登りが終わった瞬間、目の前に現れたのが、「西の石門」でした。



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自然の偉大さに圧倒されて、ただひたすらに見上げました。




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昔は、観光パンフレットにも掲載されていた場所でもあり、男女の待ち合わせの場所でもあったそうです。

この道自体が物を運んだりするのに当たり前に使われていたということにも驚いてしまいます。




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しし垣や山岳宗教を行っていた方々が使われていたお風呂など、石で作られたものを多く目にしました。





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最後は、ひたすら道なき道のようでした。




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少し慣れてきた頃、ゴール(旧三太郎さんの横)に降りてきました。




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振り返って、見上げると、さっきまで歩いた山。




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まぎれもなくあんなに高い場所にいたのですね。


今回は、3時間46分の山歩きでした。

距離的には大したことなく感じますが、高低差がありました。

少し道をそれるとわからなくなりますので、
行かれる場合は、必ず道をよく知っている方に同行していただいてください。




終わってみれば、またすぐに歩きたくなってしまうのが、山歩きの不思議なところです。


一歩一歩前に進むこと、大切ですね。


見たことのない景色をたくさん見ることができました。



小豆島町企画財政課 広報担当 中川



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posted by 小豆島観光協会 at 17:38| 香川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする